| 10月(人) | 累計(人) | |
| 長野 | 23 | 3,392 |
| 全国 | 4,471 | 294,162 |
11月10日に一部の新聞、テレビにて「日赤のデータベース不具合。ドナー3,688人登録漏れ」という報道がありました。報道に至った経緯、今回の事態発生による患者さんへの影響と財団としての対処方針は以下のとおりです。
<経 緯>11月7日、日本赤十字社より「今般、登録状態が保留となっている登録ドナーのうち、登録保留期限が過ぎたドナーの保留解除処理につき、システムの不具合により昨年11月30日から今年の10月22日までに3,688件の処理漏れがあった」との報告がありました。この結果、本来であれば検索されるはずの登録ドナーが適切な時期に検索されなかったという事態が発生しました。同件は11月9日に日本赤十字社からマスメディアに発表され、新聞・テレビにて報道されました。
<患者さんへの影響と財団の対処方針>@保留解除処理漏れのあった3,688名のドナーの保留解除処理をした結果、22名の患者さんに対して29名がドナー候補として検索されました。この22名の患者さんのうち13名は、すでにHLAの条件が優位な他のドナーとのコーディネートが進んでいるか、ドナーの健康上の理由等によりコーディネートを進めることができない患者さんでした。したがってこの13名の患者さんについては今回の事態による影響は受けていないことから特段の対処は行っておりません。A残りの9名の患者さんのうち1名は、さい帯血移植が終了しています。また2名は主治医の判断により、さい帯血移植を含む移植方針が決定しており、移植完了を見届けつつ、必要であればそのバックアップを準備します。Bコーディネート進行中の3名(※)の患者さんについては、主治医と連絡をとりながら、可能な限り迅速なコーディネート遂行に注力していきます。なお、詳細は財団ホームページhttp://www.jmdp.or.jp/をご覧ください。
(※)当初は6名でしたが、その後、患者さんやドナーの諸事情により、現時点では3名となりました。
財団は1994年頃から、ドナーに対して「最終同意後は撤回できない」と説明してきました。これについて「いつでも辞退できる」などの表現に変更するかどうか3回にわたり常任理事会で審議した結果、現状どおり「最終同意後は撤回できない」との説明を継続することとされました。また、患者さんに対しては、「財団が十分に意思を確認した上でも、極めて例外的に翻意の申し出があり、万一このようなことがおきた場合は強制できないため提供いただけないことがあります。」と説明することとなりました。なお、検討のきっかけとなったWMDA(世界骨髄バンク機構)の認定に関しては、日本骨髄バンクがドナーに骨髄提供を強制しているものではないことから支障はないと理解されて最終的な承認が得られ、認定の運びとなりました。詳細は財団ホームページhttp://www.jmdp.or.jp/をご覧いただけます。
9月24日、日本骨髄バンクは中国骨髄バンク(Chinese Marrow Donor Program:CMDP)と提携し、10月29日(月)より相互検索業務を開始します。CMDPのドナー登録者は8月末で約67万人(中国本土のみ)です。この提携により、両国の移植希望患者は各々のバンクに登録する合計約96万人のドナー登録者データへの検索が可能となり、HLA照合・適合の機会の増大が期待されます。
骨髄バンク間の国際協力は、移植希望患者に適合ドナーを見つけることにおいて重要な役割を担っています。日本骨髄バンクでは、国際間の提携を通じ、多様なドナー登録者の確保に努め、移植希望患者への骨髄提供の機会を増やすことを推進しています。すでにアメリカ、台湾、韓国の各骨髄バンクと提携し、各バンクのデータベースを通じて515万人を超えるドナー登録者との相互検索が可能です。
平成20年度の診療報酬改定に向けて、非血縁者間骨髄移植にかかる医療保険の適用範囲拡大を請願するための署名活動が骨髄バンク関係団体等の皆様のご尽力により進められてまいりましたが、その結果を11月6日の骨髄バンク議員連盟(※1)の総会において、財団から結果報告(※2)いたしました。11月8日には、骨髄バンク議員連盟会長の野田聖子衆議院議員他7名が河野洋平衆議院議長に請願書を提出されました。今後は国会運営や時局を鑑みながら参議院議長にも提出される予定です。改めて、ご尽力いただいた多くの関係者の皆様に対しまして、心より感謝申し上げます。
※1:衆議院議員64名、参議院議員20名、計84名(平成19年9月28日現在)
※2:署名総数/458,577名(内訳:衆議院議長宛/229,503名、参議院議長宛/22,9074名)
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(敬称略)
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無理せず・楽しく・真剣に・・・本当にこのモットーのままに今年も一年も活動してきました。皆様のご協力・ご理解に深く感謝申し上げます。
つばさ通信は、11、12月の合併号とさせていただきます。
今年もあとわずかとなりました、皆様にとって新たな年が更に充実したものになられることを願っております。
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