つばさ通信

編集・発行元:事務局
毎月1回発行

1999年11/12月発行(第119号)

骨髄データ登録者数

11月(人) 累計(人)
長野 27 1,922
全国 1,331 125,341

*患者登録数 8,597人(内長野県134人)

公的骨髄バンクを通じた骨髄移植 11/30現在 (2,354例)


今月号の内容

 
Monthly Report
活動報告
活動予定
さい帯血 提供は順調  
書籍案内
伝言板
皆様のご寄付を心より感謝いたします


Monthly Report

1999.11(骨髄移植推進財団発行より抜粋)

患者さんに負担いただいている「ドナー保険料」を大幅値下げ

 「骨髄バンク・ドナー団体傷害保険」の内容が12月1日に改定されます。この保険は、ドナーの方に骨髄提供に関連して万が一の事故が起こった場合に備え補償を行うことを目的としています。幸いにも大きな事故もなく、骨髄バンクを介した移植件数が2000例を超える(5月に達成)実績を挙げていることなどを背景として、保険料の見直しについて当財団では鋭意、折衝を重ねてまいりましたが、この度、加入している損害保険会社との協議を終えて、内容改定を行うこととなりました。
 改定のポイントは、1)保険料の値下げ(14万1000円から2万5000円値下げ)、2)提前の健康診断や自己血採血についても補償対象とする、3)提供後の健康診断やDLT(ドナーリンパ球輸注。近日、開始予定)も補償対象とする、4)入院や通院に対する補償を増額(1日あたりの入院補償が5000円から1万円へ通院補償が3000円から6000円に)、の4点です。保険料につきましては 米国骨髄バンクや日本骨髄バンクでのこれまでの事故発生状況や、日本での麻酔事故のデータなどを考慮し、大幅な見直しを行っていただいたものです。なお、改定は12月1日以降の骨髄採取について適用されます。すでに本保険料をご入金いただいた患者さんの中でも、12月1日以降に骨髄採取が実施されるケースについては、差額をご返金いたします。(なお、経理処理にしばらく時間がかかりますのであらかじめご承知おきください。)
 これまで、ドナーの方の最終同意が確認された後に、ドナー14万1000円とドナー健康管理等調査料11万6000円の合計25万7000円を請求させていただいておりましたが、この改定によって2万5000円と11万6000円の14万1000円となります。
 当財団では、補助金の増額、保険料や検査料の値下げ、医療保険の適用などについて関係各方面に要望を行って患者負担金の減少を目指しております。しかしながら、当財団ではコーディネート期間の大幅な短縮と、それを実現するための財政基盤の確立について検討しており、その一環として、患者負担金のあり方のついても総合的な見直しを進めています。今回の値下げ分は患者さんに還元いたしますが、今後は、登録料、コーディネート料、検査料、ドナーフオローアップ料などの個別項目の改定(値上げを含む)や、項目の分け方の変更などがありえることをご承知おきください。 

迅速化のためのシステムに補修予算6億円を要求

 厚生省は、当財団のコンピューターシステム整備などのため、今年度第2次補修予算案に6億円を計上し要求を行っています。患者登録から採取移植までのコーディネートの流れを全体的に統括するシステムとソフトの開発を行って、移植までの時間を迅速化するという当財団の構想に沿ったものです。業務フロー把握システム(患者単位で複数のドナー候補者のコーディネート進捗状況が一望に把握できる)や、期日管理システム(コーディネートの各ステップが基準以上の時間を要している場合、それを警告する)、などの業務ソフトによって、現在、平均250日程度かかっている移植までの時間を大幅に短縮し、さらなる患者さんの救命に役立てようというものです。

患者さん(家族)が自分でHLA検査できます

 当財団は患者さんへの情報提供や利便性向上も重要課題としておりますが、この度、HLA型が一致するドナー候補者の有無をインターネットで調べることができる「HLA照合サービス」を開始しました。無料でどなたでもご利用いただけます。治療方針を検討する上で有効に活用いただきたいと思います。(なお、このホームページ上の「患者新規入力(医師用)」は、現在試験運用中ですのでご利用いただけません。)ホームページのURLは、
https://www2.jmdp.or.jp/common/WC0000000.cgi

ドナーリンパ球輸中(DLT)間もなく開始へ

 かねてから予告をしておりましたDLTの仲介を年内に開始する予定です。現在、採血受付機関の選定など、最終的な詰めを進めているところです。受付開始日、費用、申し込み用紙、ドナーへの説明の仕方など、細部が確定しましたら発表をいたしますので、ご注視をお願いいたします。

HLA照合サービス・BMDW照合の状況(98年4月〜99年10月)

 HLA照合サービス依頼件数 10月 95件(累計1,832件)
  うちBMDW照合依頼件数 10月 44件(累計  839件) 

国際協力事業の状況について

 97年4月〜99年10月末までのアメリカ、台湾との相互検索・移植等は下記の通りです。

さらに多くの患者さんの救命を目指して、意欲ある職員を求めています。

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活動報告

11月20日(土)つばさの会 患者の会設立

 骨髄バンクの充実のために活動を続けて10年が経過しました。日本のどこかで、毎日のように骨髄バンクを介した骨髄移植が実施されるようになりました。
 では今、血液疾患である事を宣告された患者さんは、10年前より闘病しやすくなっているのでしょうか。私達の目指してきた原点が「患者さんにより多くの生命のチャンスを・・」だとしたら、患者さんの立場から骨髄バンクを考える活動を・・・・10年かかってここまでですが、患者の会を発足しました。

 第1回 患者の会 参加者17名
 協義事項

 「最初の一歩」ではありますが、10年の活動の中で、育んできた仲間のパワーがあります。それが、この一歩の支えです。
 詳細等、不明な点は事務局までお問い合わせください。

11月21日(日)上田市ふれあい祭り キャンペーン登録

 毎年恒例のふれあい祭りでしたが、今年はキャンペーン登録も合わせての実施となりました。県内では2回目、予約の段階で5名だった登録者は当日19名に・・・前回同様、ご夫婦で一緒にという登録者が目立ちました。つぱさの会の仲間も3名登録。
 今回もピンクのうさぎが頑張りました。
 イベントスタッフ11名、ご苦労様でした。

11月26、27、28日病気のこどもたちの作品展

 病気と闘うこどもたちの作品は、そこにこどもたちの大切な時間がとどまっているかのように感じられました。
 イベントスタッフ8名、連日の参加の方もあり、ご苦労様でした。いっも、バタバタとしたイベントぱかりのつばさの会ですが、とてもじっくりとした時間を過ごせた作品展でした。

12月2日(木)講演会

 長野市近郊の企業の忘年会での講演に招かれ、斎藤が伺いました。
 東海村の臨界事故の事もあり、関心を持って聞いていただくことができました。

12月4日(土)講演会

 信州大学医学部付属病院の産婦人科看護婦さんの専門コースの講演会に招かれ、斎藤が伺いました。臍帯血バンクがテーマでしたが、骨髄バンクと対比しながら、これまでと現在、そして今後の状況について、知り得ている情報をお伝えしてきました。

12月18日(土)、19日(日)つばさの会 忘年会

 恒例の忘年会がペンションを借り切り盛大に行われました。今年は、某会員の強い日本酒希望がかなえられ、焼酎、ビール、ワイン等、普段あまり飲めない会員も飲み過ぎ、翌朝は頭痛者が多くでました。
 斎藤代表はじめ皆さんお疲れ様でした。

1999年の活動はこれで終了。
好きでやっている活動、どこまでいっても終わりはありませんが、
素敵な仲間が集まって、今年も一年続きました。
皆さん、本当にご苦労様でした。

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活動予定

 2000年1月8日(土)講演会 斎藤代表

 新年早々、お招きいただきました。正月ボケするなということでしょうね。

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さい帯血 提供は順調

 へその緒と胎盤に含まれる血液を白血病など血液の難病の治療に役立てるため、信州大学医学部付属病院(松本市)に今春設けられた「さい帯血バンク」への提供が順調に増えている。現在16件が保存されており、同病院は近くインターネットでさい帯血の情報を提供する予定だ。

理解が進み同意者増える
情報をインターネットで

 さい帯血には血夜を作り出す細胞(造血幹細胞)が多く含まれており、血液型などが一致するものを移植すれば、白血病や貧血病の治療に役立つ。さい帯血は出産時に採取する。
 信大病院では昨年7月、重い貧血病の女児(当時2つ)に弟のさい帯血を県内で初めて移植。女児は順調に回復している。今年も2例の移植があり、同病院は今後もさい帯血の必要性が高いと考えて、産婦人科や小児科、輸血部などが中心になって4月にバンクを作った。
 運営に携わる小児科の黒川由美医師によると、4月から9月末までの半年間に信大病院で出産した221人のうち、71人がさい帯血の提供に同意。休日の出産で採取できない例や、採取しても細胞数が少なく保存しなかった例を除き、16件が液体窒素で冷凍保存されている。
 バンクでは現在、16人の母親に手紙を出し、赤ちゃんの6カ月検診の結果を確認している。異常がなけれは保存を続け移植に役立てる。バンクの運営は医師らが無償であたっているが、採取や保存の費用に一件当たり約8万円かかっている。
 同病院はインターネット上にあるバンクのホームページで、年末ごろから移植医らに向けて、保存しているさい帯血の詳細な情報を提供する予定だ。
 ほかのバンクを見ると、保存できるさい帯血は採取したうちの約1割だといい、黒川医師は「提供に同意する人が多く、理解が進んでいる。保存に至る割合も高いようです」と話している。

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書籍案内

 
「明日がいっぱい集まったなら・・・」 ごとう 和 秋田書店  810円
「骨髄移植ガイドブック」 加藤 俊一 日本医学館 1,500円
エンジェル日誌 17巻」(漫画の単行本) ごとう 和 講談社  410円
hide「がんばったぞ」〜優しさと愛と勇気をありがとう 遠藤 允 小学館 1,365円

上記の本は事務局にもあります。

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伝言板

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皆様のご寄付を心より感謝いたします

(敬称略・順不同)
三木 公(ワープロインクリボン 13本)
堀 美代子(8,000円)、匿名(20,000円)
田辺 康(8,000円)、小田中公利(3,000円)
中部電気保安協会 中野事業所(3,006円)

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